【地理】世界遺産シリーズpart1 リドー運河
お久しぶりです!受験が終わって趣味の勉強を再開したくなったmanabusaruです。
今回はカナダの世界遺産、リドー運河についてまとめようと思います。

2007年に世界文化遺産に登録された今もなお現役のこの運河は、カナダの首都オタワとキングストンを結ぶ役割を果たしています。しかし、オタワとキングストン間の水位差は大きく、特にオタワ市内では25mもの水位差を乗り越える必要が生じました。そこで、リドー運河はその水位差を克服するため閘門式という方法を採用しています。
★閘門式とは?
1.まず、船がやってきます(黒いのが水門、青いのが水です)

2.船が水門の中の領域に入ります。

3.水位が高い側から水を注入して、水門の内側の水位を上げます。

4.船が水門の外に出ます。これで、晴れて船が水位の低い側から高い側へ移動しました!!

驚くべきことに、1832年に完成したこの運河は、今もなお「ロック・マスター」と呼ばれる人々によって、ほぼ人力で水門の開閉が行われているという事実があります。
現在も多くのクルーズ船が往来しているため、カナダを訪れた際にはぜひリドー運河に立ち寄ってはいかがでしょうか。
【地理】トムヤムクン ~食べ物で学ぶ地理

フランスのブイヤベース、中国のフカヒレスープとともに世界三大スープの一つに数えられるタイ料理のトムヤムクン。唐辛子の辛みとハーブの香りが特徴のエビをエビをふんだんに用いたスープです。「トム」「ヤム」「クン」はそれぞれタイ語で「煮る」「混ぜる」「エビ」という意味を持つ言葉で、文字通りエビを混ぜて煮たスープとなっております。
そんなトムヤムクンを地理的視点から考えてみましょう。今回はエビ、ハーブ、唐辛子について紹介します。
●唐辛子について
唐辛子の原産地をご存じですか?唐辛子は中南アメリカ原産の作物で、中国の麻婆豆腐や韓国のキムチなどに使われているイメージの強い唐辛子は実はポルトガル商人の手によってアジア地域にもたらされたとされています。原産地からも分かるように暖かい気候を好む唐辛子は現在南アジアや東南アジアで盛んに栽培されており、生産量は1位から順にインド、タイ、中国となっています。
●ハーブについて
トムヤムクンに使われるスパイスとして、レモングラスやバイマックルー、カーなどがあげられます。ハーブは一万種類以上あるとも言われており、それぞれこの好む気候も別ですが、これらのハーブは東南アジアの気候を好むものです。トムヤムクンだけでなく、東南アジアの料理にはハーブがふんだんに用いられているものが多くあります。
●エビについて
「トムヤムクン」の「クン」です。エビの代わりに鶏肉が入っていたら「トムヤムガイー」と呼ばれるようになるそうです。寿司など日本食で使用されることも多いエビのうち、日本は多くを南アジア、東南アジアから輸入しています。輸入量の順位としては、1位からベトナム、インド、インドネシアとなっており、タイも5位にランクインしています。
【地理】アスワンハイダム~エジプトの治水事業
古代エジプトは「ナイルのたまもの」と呼ばれていたように、ナイル川の氾濫によってその肥沃さが担保されていました。しかし現在、多くの住宅が建てられたナイル川下流部では、むしろその氾濫は邪魔なものとなってしまいました。

そんな状況に加え、工業化を推し進めるための電力確保の目的もあり、1950年ごろのエジプトのナセル大統領は「アスワンハイダム」の建造を決定しました。
その道のりは平坦なものではありませんでした。ナセル大統領がソ連に接近することを嫌ったアメリカが融資を取りやめたのです。資金確保のためにスエズ運河を国有化しようとしてスエズ戦争が勃発するなどのゴタゴタもありましたが、最終的にはソ連の融資によって建築が開始され、1971年には完成しました。
この建築過程で、「アブシンベル神殿」という神殿がダムに沈むことが明らかになりました。そこで、大胆にもこの神殿を移転するという大規模な工事を行いました。誰もが知っている「世界遺産」も、この工事をきっかけに始まったものです。
アスワンハイダムが完成した結果、エジプトではナイル川河口の侵食、河口付近の漁業の不振などの問題が発生してます。これからエジプトはどのような政策をとってゆくのでしょうか。
【地理】オガララ帯水層
アメリカ中央部のカンザス州では「センターピボット方式」という方法によって大規模な小麦栽培が行われています。

センターピボット方式とは、円形の農場でスプリンクラーを回転させることにより作物に水をやる方法です。
繰り返しますがアメリカ中央部では非常に大規模な小麦栽培が行われているので、水が大量に使用されています。さて、ではこの水はどこから出てきたものなのでしょうか?
答えは、地下水です。この地域の地下には「オガララ帯水層」と呼ばれる大規模な地下水帯があり、この水はここから供給されています。
そんなオガララ帯水層ですが、すでに枯渇の危機に瀕しています。なんと直近の50年間で地下水の3分の2を使い果たしてしまっただとか....
「世界の食糧庫」とも呼ばれるアメリカの食糧生産が停止してしまったとき、果たして世界の食糧事情はどのように変わってしまうのでしょうか。
【地理】スピッツベルゲン島
今回紹介するのは、「1000人以上が住む世界最北の地」であるスピッツベルゲン島です。
ノルウェー領スヴァールバル諸島に含まれるこの島は、その雄大な自然やホッキョクグマを見られることなどにより観光業が盛んな島となっています。
大陸からある程度離れているため戦争が起きても被害を免れる可能性が高いと考えられているこの島は、「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」と「北極圏ワールドアーカイブ」という二つの興味深い施設が位置する場所でもあります。
スヴァールバル世界種子貯蔵庫では、核戦争や気候変動などによりさまざまな植物が絶滅することを防ぐため、それらの種子を冷凍しています。実はこのような施設はすでに世界に1000個以上あるそうですが、ここほどの設備を備えたものは他にないそうです。
北極圏ワールドアーカイブでは、さまざまな文書やプログラムが保存されています。プログラムの中には、一般人がGitHubに投稿したプログラムもあるとか。僕もぜひなんらかの作品を永久保存されてみたい...